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21回目 14歳の帰り道、車でさらわれた。あれが「魂の殺人」だと、今の私は思わない 2019.6.11 Yahooニュース

2019/06/13
21回目 14歳の帰り道、車でさらわれた。あれが「魂の殺人」だと、今の私は思わない 2019.6.11 Yahooニュース
《21回目》 21回目 14歳の帰り道、車でさらわれた。あれが「魂の殺人」だと、今の私は思わない 2019.6.11 Yahooニュース

いつもは、不妊治療に関する記事を掲載しているコーナーですが、今回は自伝を出された方のインタビュー記事です。
性被害にあわれた方なのですが、その経験の受け止め方、その後の人生の切り開き方、考え方にとても共感を覚えたので取り上げてみました。

国際政治学者の三浦瑠麗さんが、過去に受けた性暴力や長女の死産の経験を綴った自伝を出版した。孤独だったこと、傷ついたこと、それが自分の人生にどんな意味を持ってきたのかということ。【BuzzFeed Japan/小林明子】

性被害について書かれた本ではないとインタビューで答えていらっしゃいます。

ただ、自分の人生の中で、どのような体験として位置付けてきたのかを、どうやったら読者の方々に伝えられるかについては、よく考えました。

魂の殺人だと思っていいし、私もそう思い込んで消えてしまいたかった時期もあります。でも、それは社会の通念や価値観をそのまま受け入れていたからでもあるし、そのときに理解してくれる人が現れなかったからでもあるんです。
(中略)
被害者としてのみ生きてきたわけではありません。

たしかに暴行事件は陰惨なものでした。私の場合は特に。でも、比較にならないくらい、その後の人生のほうが豊かであり、かつ痛みも伴ったし、ずっと手応えがあったよ、ということなんですよね。そういう中で得てきた経験を、本を書くことで差し出すということは、別に、強さの表明ではないと思っています。
(中略)
母親にしても男性たちにしても、私と同じ経験をしていないからわからないだろうという諦めもある一方で、いくばくかの理解を求める気持ちもあるわけです。それなのに、相手から想定外の回答が返ってきたり、あるいはもはや自分がそんな無理解に慣れっこになっている中でも同じ反応ばかりが続いていけば、絶望を深めるじゃないですか。
こういうとき、社会を責めるのは簡単です。でも人間というのはお互いに無理解な存在です。性暴力被害者に限らず、孤立を感じる人間はたくさんいます。
私は、すべてを自分で消化することでしか救われなかったんです。


同じ経験をしていないからわからないだろうという諦めと、いくばくかの理解を求める気持ち。
それは不妊治療に関して周囲の人に抱く気持ちと同じです。無理解にさらされるたびに絶望に陥ってしまい孤独を感じていくのも同じ構図だと思います。
すべてを自分で消化するしかない、と三浦さんはおっしゃっていますが、一人で考え続けることはつらい作業でもあります。だれかと分かち合えたら、誰かの考えや生き方を参考に出来たら、それに従っていけばいいのでは・・・そう思ってしまうのも当然だと思います。
それでも、「誰にでも通用する解決策やハウツーなんて存在しない」と三浦さんも述べているように、人の生き方にそういうものは無いと私も思います。
一般論や通説に落とし込まない体験、経験、生きざまに触れて、照らし合わせながらもなお自分なりのの生き方に落とし込んで考えていき形作っていくしかないのだと思います。

この本、ぜひ読んでみたいと思っています。

三浦瑠麗 著「孤独の意味も、女であることの味わいも」 新潮社


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