≪3回目≫
なぜ、表彰???
2017.11.22 朝誌新聞朝刊掲載の記事です。
〜自民党の山東昭子・元参院副議長が「子どもを4人以上産んだ女性を厚生労働省で表彰することを検討してはどうか」と発言した。山東氏は朝日新聞の取材に「女性活躍社会で仕事をしている人が評価されるようになって、逆に主婦が評価されていないという声もあるのでどうだろうかと発言した」と述べた〜
「表彰」とは、その功績をほめたたえるものだと私は認識しています。数を生んだ人が偉くて生んでいない人よりも一段高く社会が評価するというのは、格付けを社会がするということになるのではという気がします。「主婦の評価がこどもを生んだ数」というのもおかしい。そもそも、「評価する」「評価される」とは何なのだろうかということも考えてしまいます。それぞれ価値観が違うのに、人の価値観の中で評価する、評価されることに振り回されることは、生きづらさにつながっていく気がします。
そしてまた、この発言を女性がしたということがまた残念です。